2020年8月23日日曜日

渓流探索

   ずっと平地での昆虫の観察が続いていたので、久しぶりに渓流へ行ってきました。
 
   渓流のある森につくと、とても涼しく僕には少し肌寒く感じるくらいでした。
   太陽が昇ってきて、谷にも日が当たるようになると生き物の活動が活発になってきます。


まず見つけられたのが、ヤマガラが中心の混群。
エナガやシジュウカラもいましたが、うまく撮れませんでした。



渓流へ降りると、まえに撮ることのできなかったカワガラスが活発に採餌していました。
ただ、警戒心が強くてしかも暗いから撮るのが難しい…
水に潜って採餌する、面白い鳥です。



コオニヤンマ
頭部が体の大きさに比べてとても小さくて、少しアンバランス。
オニヤンマはヤンマ科ではなく、コオニヤンマはサナエトンボ科。ややこしい(笑)



給水にきていたウラギンシジミ。
なぜか八重山にはいるのに、前住んでいた沖縄本島にはいない不思議な蝶。
シジミにしては大型だなぁと思いました。
裏が真っ白で綺麗。


表は地味だった(笑)
綺麗なオスが見たい。


渓流から少し離れて、林道でみつけたヤクシマルリシジミ。
ミドリシジミ類が見たかったのだけど、見れませんでした…



林道を歩いていると、「グエギー」という聞き覚えのある声が聞こえて、声のする方を探すと、サンコウチョウの親子がいました。(写真は幼鳥)
写真の質は置いておいて(笑) やっぱりうれしい。


全体的にいい写真が撮れたとは言えませんが、いろんな生き物が見れて楽しめました。

2020年8月18日火曜日

ホワイトバックで撮るコカマキリ

    相変わらず暑い日が続いていますが、早くもコカマキリが成虫になっていました。
    じっとしていてくれたのでホワイトバックで撮影してみました。


カマキリはやはりとても凛々しい昆虫ですね。
こちらが何もしなければじっとしていてくれるので、とても撮りやすいです。

撮影中、カマキリは見る方向に顔を向けるので、どこ見てるのかわかって
愛嬌があるなぁと思ってみたり(笑)


横からのアップ
一見ただ茶色い眼ですが、こうして見ると色は地味でも綺麗なのが分かります。


脚の掃除中。
中脚を前足の俗にいうカマで寄せて掃除しているのがわかります。
カマキリは体の掃除を欠かさない綺麗好き。


昆虫はホワイトバックで撮ると、すっきりとした形で、しかも生き生きとした形で残せる
ので、殺して標本にしなくてもいいし、僕のとても好きな記録の方法です。


2020年8月13日木曜日

MFのヤマトシジミ

マクロレンズを手に入れてから、珍しくない種にもレンズを向けることが多くなりました。
その中でも、たくさんいて綺麗なヤマトシジミをよく撮っています。


遠目で見ると小さな蝶ですが、マクロレンズで寄って撮るととても青く光るとても
綺麗な蝶です。


交尾態(左上)に向かって羽を震わせて求愛する雄。
鱗粉がはがれておらず、綺麗な個体でした。


上の写真の交尾態。
羽の色とか大きさ的に右が雌で、左が雄でしょうか。
毛が見えるくらい綺麗に撮れたのでお気に入りの一枚です^^