2020年10月24日土曜日

久しぶりのシギチ観察

宮崎はすっかり秋めいてきて涼しくなってきました。沖縄にはなかった紅葉がそろそろみられるかなぁなどと期待する反面、寒暖差についていけるか心配に思っているこの頃です。
ところで今年の夏は、結局ほとんど昆虫しか見ていなかったので夏鳥をほぼ見られませんでした(笑)
少しずつ昆虫も少なくなってきているので、河口とその周辺の水田にシギ・チドリを探しに行ってきました。
ちなみに、ずっと書き忘れていたので9月21日の観察です(笑)


この日見れたなかで一番うれしかったのが、このコオバシギ。
初めて見るコオバシギはサブターミナルバンドがくっきりしている羽がとても綺麗な個体でした。


伸びをしてくれました。手前の草がなければ…(笑)
それにしても綺麗な羽です。


そんな銀色に近い綺麗な羽も、広い田んぼの中ではきちんと擬態に役立っています。
本当によくできています。



綺麗な羽をもちながらも目立たないコオバシギとは対照的に、ひときわ目立っているのがこのセイタカシギ。
水辺のバレリーナという異名が表している通り、すらっとした背の高いシギです。



コオバシギと一緒に行動していたオグロシギ。
羽の模様から、この個体は幼鳥でしょうか。
淡いオレンジ色が綺麗です。


白っぽい羽毛が綺麗なコアオアシシギ。
せわしなく動き回ってエサを探していました。


観察していると、ウスバキトンボのヤゴを捕まえました。
トンボと野鳥のどちらも好きな僕は、自然の摂理とは分かっているものの、複雑な気持ちになってしまいました(笑)


久しぶりにシギチを観察できてとても有意義な一日でした。