2021年2月28日日曜日

公園の小鳥たち

つい最近まで寒い寒いと言っていたのがいきなり暖かくなり、また寒くなり…と未だ宮崎の天候に慣れられずに振り回されているこの頃です。
そんな中の公園での野鳥観察で見られた小鳥について書きます。



鮮やかな黄色と冠羽が特徴的な小鳥のミヤマホオジロ。
声で存在が分かっても茂みから出てくることが少なく観察がしにくかったです。



最近になってやっと警戒心が薄くなってきた気がするシロハラ。
小競り合いで追い出された個体が木の枝にとまってあたりを見渡しているところ。


圧倒的に地面にいることの方が多いですね。



松林の林床で採餌するビンズイ。
沖縄では山の中の芝生でしか見たことがありません。というか、沖縄での越冬は局地的だったので一か所でしかみたことがありません。そこには50羽以上いたのに他では見たことがないです。不思議。


散歩している犬に驚いて枝にとまったビンズイ。
地味な印象でしたが意外に、といっては失礼かもしれませんが可愛らしい小鳥です^^



地面で採餌していたヤマガラ。
この季節は混群の中にいることが多い気がしますが、珍しくヤマガラだけの数羽の群れで行動していました。



ちょっと前に撮ったキセキレイ。
小さな池の横でじっと待っていると近くに来てくれた個体。
多分ここにいつもいるのは同じこの個体。



ジョウビタキの雄。
茂みに入ったり出てきたりを繰り返していました。



早朝に池にいくといつもいるカワセミの雌。
もう一羽雄もいるのでペアかも。



今年は多かったらしいマヒワ。
いつも水浴びしていた小さな池の水位が上がったと同時に飛去。
雄は鮮やかな黄色が綺麗。



マヒワと一緒に群れを成して行動していたアトリ。後ろの黄色がマヒワ。
マヒワよりも一回り大きくて、群れの中ではマヒワよりも少なかったです。また、マヒワよりも警戒心は薄かった。



なかなか近づけないホオジロ。
ふわっとしていて可愛らしい^^



最近になって少しずつ鳥たちの囀りが聞こえてくるようになり、春が近づいて来ているなぁと思ったり、季節を敏感に感じ取っている鳥たちに感心したりしながらの観察です。


2021年2月13日土曜日

ジョウビタキ

  日本のほとんどの地域で公園や畑などいろいろな所で越冬しているジョウビタキですが、実は去年まで住んでいた沖縄では年に1~2回見かける程度で、ましてや越冬しているのは2回しか見たことがありません。
そんなジョウビタキが普通に見られることが嬉しいこの冬。周りの鳥屋さんたちが見向きもしないジョウビタキを沢山撮っています(笑)


公園にいた雄。
少し若い個体かな?



畑でじっとしていたら近づいてきた雌。
この後もさらに近づいてきて、しまいにはピントが合わずこちらが後ずさり(笑)


上の写真を拡大。
鋭い目つき。
耕された土から虫を見つけては食べていました。


同じ畑にいた雄。
この雄は草地で採餌していました。


そう言えば、沖縄でニシオジロビタキが越冬していた所にジョウビタキもいたような。
案外好む環境が似ているのかもしれません。


2021年2月12日金曜日

入り江に住む鳥

 都市に隣接しているある入り江。春にはシギ・チドリが多く立ち寄る潟湖干潟となっていますが、他の季節はあまりいません。
ただ、越冬しているシギチがいるような気がして観察しに行きました。


案の定、なかなか見つからず、それでも探しているとやっとシロチドリを見つけることができました。
ゴカイのような生き物をついばんでいました。





さらに探すとハマシギがいました。
ハマシギは群れになるイメージがありますが、1羽しかおらず、心細いのかシロチドリと一緒に採餌していました^^



春の渡りの時季が待ち遠しくなってしまいました。

2021年2月10日水曜日

河口周辺の野鳥

  長い間投稿しておらず、観察したことがたまりにたまっているので、今日はその中でも河口周辺での野鳥の、去年の年末から最近までの観察を書きます。


この河口の一番の特徴といっても過言ではないのは、ツクシガモが沢山いて近いこと。
沖縄ではツクシガモは、意外とどこにでも記録はあるものの稀なカモというイメージで、もちろん見たこともなかったのですが、局地的に越冬している所があるようですね。





この河口周辺に沢山いるタゲリ。
ふわふわとした飛び方が特徴的。
群れている時は時々小競り合いがあって気が強い鳥のような気がします。



道路沿いの畑にいて驚いたケリ。
宮崎では少ないので嬉しい。
特徴的な見た目。



動きが速く、すぐ茂みに潜るので撮りにくかったツリスガラ。
面白い巣を作ることで有名ですね。



トモエガモとミコアイサ。
今年はトモエガモの当たり年だとか。
とても綺麗なカモですね。この写真は微妙ですが(笑)



広い田んぼに1羽だけぽつんといたナベヅル。
鹿児島にはツルが万単位で飛来することで有名な水田がありますが、このご時世、いけそうにありません…



特に珍しくはないですが、じっとしてたら近づいてきたハクセキレイ。
近くにホオジロハクセキレイのような過眼線のないハクセキレイがいて、てっきりホオジロハクセキレイだと勘違いしているところを指摘してもらいました。ありがとうございました。



最後にチュウヒ。
カラスに追っかけ回されて大変そうでした(笑)
あのあと見かけてないですがどこにいるのか気になります。



2021年2月2日火曜日

2020振り返り 野鳥編

2020年に出会えた野鳥を写真10枚で振り返ります。
忘れていて2月になってしまいましたが…


春に撮ったオオソリハシシギ。
干潟にいるイメージがあったので、草地にいたのは意外でした。
夏羽だったのでより綺麗に見えました。



囀るオオヨシキリ。
背の高い草地に大きな声を響かせる姿は印象的でした。



カンヒザクラにとまるリュウキュウメジロ。
前景にも桜を入れることができて、メジロを可愛らしく写すことができたのでお気に入りです。



カンヒザクラとアカハラダカ。
アカハラダカに沖縄で越冬している個体がいるとは思わなかったので嬉しかったです
撮影時はハイタカだと思い込んでいました(笑)



春に沖縄で自力発見したニシオジロビタキ。
本種は沖縄では稀にしか見ることができないのでとても嬉しかったです。
真ん丸の大きな目がとても可愛らしいです^^



オオルリ雄の幼鳥。
オオルリの雄の幼鳥は、オオルリの鮮やかな青と、顔が黒くないためクリクリとした可愛らしい眼が際立って見えるので成鳥より好みの色合いです。



公園の池に来ていたゴイサギ幼鳥。
この池は林に囲まれているため水面が暗く、いい環境でした。



飛ぶツクシガモ。
オオタカに驚いて飛んでいってしまったのですが、しばらくぐるぐると池の周りを旋回してくれたので何とか撮れました。
カモの中では独特な模様なので、初め遠目で見た時にソリハシセイタカシギに似ているなぁなんて思ったりしました(笑)



最後はアオサギ。
落ち着いた雰囲気で撮れたのでお気に入り。
アオサギの飾り羽ってすごく綺麗ですよね。



今年も楽しい野鳥観察ができますように。