2020年7月27日月曜日

ホワイトバックで撮るサツマコフキコガネ

   最近、なかなか鳥を見つけることができず、昆虫ばかり撮っています(笑)
   そんな中、家の周りの外灯に沖縄では見られなかったコフキコガネ類が沢山集まってきています。
   その中でも、特に多く集まってくるのがサツマコフキコガネです。


粉を吹いているというより、白っぽい黄土色をした短い毛がたくさん生えているような感じ。


横から。


斜め前から。
どこか愛嬌のある顔をしています。



ここからは飛び立ち。


動きがない時は、できれば自然光で撮りたいのですが、飛び立ちはフラッシュを使っています。

目ではわからない一瞬を捉えることができるのが、カメラの利点。
普段は見せることのない翅の下を観察できます。


ホワイトバックで撮るのは光の当て方など難しいですが、
生態写真とは違って、標本のようにすっきりとした形で記録できるので、なるべく昆虫を殺して
標本を作りたくない僕にはピッタリです。


2020年7月18日土曜日

マクロレンズ初始動

   先日新しく届いたマクロレンズを、初めてフィールドで使ってみました。
   いつものMFの小川で昆虫を探します。


最初に見つけたのがリュウキュウベニイトトンボ

いつも使っているコンデジのマクロモードとは比にならないほどの
写りの良さにびっくり(笑)


リュウキュウベニイトトンボを前にしながらベニイトトンボも見てみたいなぁ
と思ってしまった(笑)



アオモンイトトンボの交尾。
このメス(下)は♂型ですね。
今日一番うまく撮れた一枚かも。


別の交尾態。
このメスは普通のメス。



思うように寄れなかったベニトンボ。
でも引いた絵でもいいかも。



ツバメシジミ。
羽をこするような行動をしているのを見ることができました。
この行動には、羽の縁に生えている尾状突起を触角のように見せ、
生き残りやすくする意味があるといわれているそうです。



ベニシジミの求愛。
羽を震わせていました。


今日はとても日差しが強く、夢中になって撮っていたら日焼けをしてしまいました(笑)
マクロレンズも旧型にしてはとても良く、他にもいろいろな昆虫が撮れたので
大満足の一日でした。

2020年7月4日土曜日

マイフィールド開拓

梅雨に入り、ずっと雨がちな日が続いていて、なかなか思うようにフィールドに行けない中、宮崎での初マイフィールドを見つけることができました。 
その宮崎初MFは以前から時々足を運んでいた、田園地帯を流れる水路の上流にありました。

この水路の上流にはあまり行っていなかったことに気付き、上流の方へとさかのぼっていると、水路の横に放棄水田があるとてもよさそうな環境を見つけ、しばらくすると、クイナ類の声がしてきました。


声のする方へ行くと、いきなり赤い丸い鳥がいて、双方フリーズ(笑)
数秒にらめっこしたのち茂みに逃げ込んでしまいましたが、じっとして出てくるのを待っていると少し警戒しながらも
出てきてくれました。


その茂み(草地)は、もとはおそらく放棄水田で、広さがあり、
いろいろな鳥がいました。


この日の一番うまく撮れた一枚。
うるさいくらい大きな声で囀っていました。
オオヨシキリは沖縄にはほとんどいないのですが、ここでは普通種。


同じところでずっと囀ってくれるので、同じような写真を量産してしまいました(笑)


とても良い環境で、鳥以外にも昆虫もいろいろ見つかりそうなので、通って探索してみたいと思います。