2021年9月2日木曜日

夕方のシギチ

やっとぐずついた天気を抜け出し、晴れの日が多くなってきました。
ずっと行きたかった河口周辺の水田に夕方行くことができました。




なぜかいつも干潟のはるか遠くにいて近くで観察できずにいたソリハシシギが、この日は近くで観察できました。
ちょこまかと動きが速く、しかも夕方なので撮影は難しくなりますが、動作にどこか可愛らしさがあります。












たくさんいたトウネン。
海岸で見た時はかなり警戒心がありましたが、この日は車で観察していたこともあって、向こうから近づいて来てくれました。





夏羽が残っている個体。







ヒバリシギ。
ヒバリシギを見たのは沖縄で見た以来かもしれません。
トウネンと一緒に採餌していることが多かったように思います。
英名ではトウネンを Red-necked Stint、ヒバリシギをLong-toed Stint とよび、同じ「Stint」の仲間のようです。
和名ではシギとチドリにしか分けて呼びませんが、和名では同じ「シギ」でも英名ではStintやsandpiperなどに分けて呼ぶそうです。詳しくないのでどう呼び分けているのか分かりませんが…







シギたちを撮っているとすぐ近くまで寄ってきたコチドリ。
最後は車の陰に入って来て撮れませんでした






彼らはまだ南へ向かうのでしょうが、あの小さな体で…信じられません。


2021年8月25日水曜日

岩場のシギチ

まだまだ暑い日が続いていますが、早くもシギ・チドリの渡りが始まったようです。
初めて行った岩場の海岸にも飛来していました。




赤い夏羽が残り綺麗なキョウジョシギ。
この時はしていませんでしたが、以前干潟で見た時は小石をひっくり返して採餌していました。
その行動から、英語ではこの鳥を「Ruddy Turnstone」と呼ぶそうです。




シギとしては独特な嘴の形をしています。











一番多かったキアシシギ。
ここではキョウジョシギよりも警戒心が強い印象。



海が背景になって綺麗です。






夏羽が残るトウネン。
よく見ると溝から頭を出している子がいます(笑)





飛ぶキョウジョシギとキアシシギ。
しばらくすると潮が引いて現れた別の岩場に一部が移っていきました。




河口周辺の水田にも来ているかもしれないのですが、休み中は雨が降り続き、やっと晴れたと思うと学校が始まってしまい、なかなかいけません…

2021年7月30日金曜日

夏の水田

梅雨明けしてから天気がなぜか不安定になり、暑さも増してきました。
そんな中ですが、久しぶりに近場の水田で生き物さがしをしてみました。





綺麗でどこにでもいるため一番撮りやすいベニシジミ。
ツバメシジミもいたのですが警戒心が強くて近づけず。






地面に止まって羽を開閉させていたヒメアカタテハ。
縄張り宣言の意味があるのでしょうか。
裏ですが綺麗な模様です。



ヒメアカタテハの翅の表。
そう言えばアカタテハをきちんと観察したことがありません。






小川に咲いている抽水性の植物のミズキンバイ。
絶滅危惧Ⅱ類に分類されている種のようです。






ヒメジョオン。
ハルジオンとの区別が難しかった。






たまたま見つけたヒクイナ。




写真はありませんがマルタンヤンマの雌も見ることができ、いろいろな生き物の観察を楽しむことができました。


2021年6月24日木曜日

アカアシアジサシ

先月、天気が荒れた後の海岸へ行くと、アジサシの仲間の大きな群れが飛来していました。
その中にアカアシアジサシも混ざっていました。


飛ぶアカアシアジサシ。
嘴と足が赤いのが特徴。
ただ、おそらく亜種アカアシアジサシだと思うのですが、亜種アジサシの夏羽でも赤くなる個体がいるともいわれているそうで、難しいです。






前から。



上の写真は亜種アジサシ。
見た目は異なりますが、どうなのでしょうか…


2021年6月6日日曜日

クロハラアジサシ

梅雨入りし、宮崎でもじめじめとした日が続いています。
そんな中、夏羽のクロハラアジサシが水田の上を優雅に飛んでいました。


山並みをバックに飛ぶ。



ひらひらと水田の上を飛んでは、いきなり急降下して何かを捕らえていました。


嘴まで赤い綺麗な夏羽。





アジサシのアクロバティックな飛び方についていき画面に収めるのはなかなか難しいですが、以前はコンデジで撮っていたのでAFの追従には大いに助けられました。


2021年6月5日土曜日

シベリアオオハシシギ7羽

先月、河口に近い水田へシギチを探しに行くと、ムナグロやウズラシギ、田んぼでは少し珍しいキョウジョシギなどが集まって採餌していました。
その中に見慣れない赤いシギが7羽。多分オオハシシギの夏羽だろうと少し撮影して帰り、そのあと図鑑と照らし合わせると、脚が黒くシベリアオオハシシギだと判りました。
まだ居てくれることを願って次の日同じ水田へ向かうと、幸いにもまだ飛去していませんでした。


それぞれが別々に動いているムナグロやウズラシギなどとは違い、ハマシギのように7羽で群れで行動していました。



頭から腹にかけての赤がとても綺麗。






綺麗な夏羽で、しかも7羽も見られて嬉しかったです。

2021年5月9日日曜日

夏羽のムナグロとウズラシギ

春のシギチが到着していると教えていただき、4月の下旬に河口周辺の水田に行きました。


きれいな夏羽になったムナグロ。
20羽いた群れの中で一番黒が濃くなっていました。




頭かき。
シギと違って間接頭かき。



冬羽もいました。



ウズラシギは5羽でした。
こちらも綺麗な夏羽。


伸びも見れました。


この日は他にはトウネン3羽も見ることができ、久しぶりの夏羽のシギチに見入っていました。

2021年4月29日木曜日

夏鳥

桜も咲き終わり少しずつ暖かくなってきました。去年夏鳥を観察した公園に、今年もキビタキやオオルリ、コサメビタキが渡ってきました。


今年通過した写真の雄は警戒心が少なく、近くで長い時間撮らしてくれました。
トリミングせずにこの大きさ。
ただ、暗い所にいることが多いので背景がざらざら…(笑)





オオルリがこのように尾羽を上げているのを見たことがなかったので、可愛いですがなにか違和感を感じました(笑)
1枚目と同じ個体ですが、この個体、上の嘴がタカのようになっていて気になります。



1・2枚目の雄と一緒に行動していた雌。
渡りの時点でペアは決まっているのでしょうか。


開けた所でぐせっていたキビタキ。
じっとしていたので撮りやすかった。




酷い写真ですが証拠のコサメビタキ(笑)
可愛い鳥なのでもっと観察したいですが、1度しか見ていません。


例年通りならこれからサンコウチョウが来るそうなので楽しみにしています。


2021年4月7日水曜日

ホウロクシギ3羽

もうすでにいろいろなところに夏鳥やシギ・チドリが渡って来ているようですが、僕はなかなか見つけることができずにいます…
そんな中、先日干潟に3羽のホウロクシギが飛来していました。


最初はダイシャクシギの群れだと思って撮っていました(笑)
特徴的な長い嘴でカニなどを捕らえる姿は何度見ても面白いです。



飛んだ時に3羽ともホウロクシギだと判りました。
ダイシャクシギにはない翼下面の模様が綺麗です。



去年は5月に飛来していたのでもしかするとまだ来るかもしれません。




この時は渡りが始まったと思って嬉しかったのですが、あとに続く渡り鳥がいません(笑)
もう少し待たないといけないかもしれませんね。